日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

企業向け気候変動リスク分析サービスの提供を開始=ウェザーニューズ

2021年2月15日

 ㈱ウェザーニューズ(千葉市美浜区、草開千仁社長)は10日から、企業向けに気候変動のリスクを分析するサービス「Climate Impact」の提供を開始した。

 同サービスは、オフィス、工場、店舗などの拠点に特化した気候変動シナリオ分析とリスク評価を行い、気候変動によるビジネスへの影響を評価するもの。《気候変動シナリオ分析》は、各拠点の気候が2100年までにどのように変化するのかを分析、《リスク評価》は、これまでのサービスノウハウで得られた気象の基準をもとに、大雨による自然災害や、気温上昇による生活への影響および農作物の収量など、気候変動によるリスクを評価する、ことが特徴。

 同社は同サービスの提供を通して、TCFD()賛同企業に対し、気候変動の影響による事業リスクや機会の把握と、気候変動への緩和策や適応策の推進を支援する。

【TCFD】気候関連の情報開示及び金融機関の対応をどのように行うかを検討するため設立された「気候関連財務情報開示タスクフォース」。2017年6月に最終報告書を公表し、企業等に対し、気候変動関連リスク、及び機会に関する情報の開示を推奨。

keyboard_arrow_left トップへ戻る