日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

農林中金|JAバンク等

齋藤社長再任=農中総研

 ㈱農林中金総合研究所は24日、総会・取締役会を開き、役員の選任を行い、齋藤真一代表取締役社長、柳田茂代表取締役専務、新谷弘人取締役調査第二部長、北原克彦取締役食農リサーチ部長、八木正展取締役〔非常勤〕を再任。常務取締役に内田多喜生氏(取締役調査第一部長)、取締役に平澤明彦基礎研究部長、監査役〔非常勤〕に青木松則氏(前全国農協保証センター代表理事常務)を新たに選任した。斉藤由理子常務取締役、大森秀紀監査役〔非常勤〕は退任。

JA三井リースがルートレック・ネットワークスに出資

 JA三井リース㈱(古谷周三代表取締役社長執行役員)は24日、スマート農業により生産者の所得向上を目指す㈱ルートレック・ネットワークス(本社=神奈川県川崎市、佐々木伸一代表取締役社長)に出資したと発表した。  ルートレック社は、潅水施肥作業を完全自動化できるAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」の開発および販売、サブスクリプションビジネスを通じ、生産者の「農作業の効率化」「収益向上」に寄与するスマート農業に関しソリューションを提供する企業。JA三井リースは、IoTおよびAI、ロボティクス等によるスマート農業の導入促進と担い手・産地づくり等地域営農の発展に寄与し、地方創生・地域活性化に向けた農林水...

全国の花き生産者を応援、5000本の生花を無料配布=農林中金・日比谷花壇

 農林中央金庫と㈱日比谷花壇は共同で、新型コロナウイルス感染拡大により影響を受けている全国の花の生産者を応援し、花需要を喚起するため、今月12日から7月11日までの毎週金曜日(16時~17時30分)・土曜日(11時~12時30分)の10日間、東京・有楽町の「東京ミッドタウン日比谷 エントランス前広場」で、生花の1本巻きの無料配布を行っている。全国各地で生産されたバラやカーネーション、ガーベラなどの生花を各日500本、合計5000本を配布する。  「SAVE THE FLOWERS」(*)の取組みの一環。新型コロナウイルス感染拡大による影響を受け、ウエディングや大型イベントをはじめ、各種イベン...

人事|系統債権管理回収機構㈱

〔6月19日付〕▽監査役、佐南谷英龍 〔6月18日付〕▽退任(監査役)曾根則人

嶋田社長らを重任=北海道糖業

 北海道糖業㈱は12日開いた総会・取締役会で、嶋田一郎代表取締役社長らを重任する役員人事を決定した。

北海道中央会会長候補に小野寺俊幸氏、ホクレンは篠原末治氏

 JAグループ北海道は5月25日に役員推薦会議を開き、今月総会を行う中央会・信連・ホクレン・厚生連の会長・副会長等の候補者を決定した。中央会・ホクレン・厚生連は会長が交代する。  道中央会会長候補に、現副会長の小野寺俊幸氏(JAところ)、副会長候補に串田雅樹氏(JA十勝清水町)を内定。ホクレン会長に篠原末治氏(JA士幌町)、副会長に畠山良一(JA新はこだて)、村木秀雄(JAいわみざわ)、今井和善(JA標津町)の三氏、代表監事に西本護氏(JA北ひびき)、道厚生連会長に中瀬省氏(JA北はるか)、副会長に西川孝範氏(JAきたみらい)を候補者に推薦した。道信連経営管理委員会会長は現会長の佐藤彰氏(J...

農中総研が「新型コロナウィルス関連レポート」特設ページを新設

 ㈱農林中金総合研究所は、同社ホームページに「新型コロナウィルス関連レポート」特設ページを新設した。新型コロナウィルスによる影響や対策について、経済・金融、農林水産業、協同組合など幅広い視点からの分析と提言を掲載している。  アドレスは、(https://www.nochuri.co.jp/topics/covid19.html)。

人事|㈱農林中金総合研究所

 ㈱農林中金総合研究所は8日の取締役会で次の通り役員人事を内定した。24日開催の定時株主総会・取締役会で正式に決定する予定。  〔6月24日付〕▽代表取締役社長(再任)齋藤真一▽代表取締役専務(再任)柳田茂▽常務取締役(取締役調査第一部長)内田多喜生▽取締役調査第二部長(再任)新谷弘人▽取締役食農リサーチ部長(再任)北原克彦▽取締役、基礎研究部長平澤明彦▽取締役〔非常勤〕(再任)八木正展農林中央金庫常務執行役員▽監査役〔非常勤〕(前全国農協保証センター代表理事常務)青木松則▽退任(常務取締役)斉藤由理子▽同(監査役〔非常勤〕)大森秀紀

社長に吉田氏=農中情報システム

 農中情報システム㈱は8日、代表取締役社長に農林中央金庫常務理事で同社取締役の吉田光氏を充てる人事を発表した。6月25日付で就任する。吉田氏は、同社社長と農林中金常務理事を兼務する。雪元章司代表取締役社長は退任し、6月26日付で三菱UFJニコス㈱監査役に。  また6月25日付で、取締役に喜田昌和農林中央金庫常務執行役員、監査役に室井雅博農林中央金庫監事、青木松則㈱農林中金総合研究所非常勤監査役の各氏が就く。中村成年・森茂、両監査役は退任する。

JA貯金残高4月末は前年同月比0・9%増の104・6兆円

 農林中金が5日に公表した2020年4月末の全国JA貯金・貸出金残高速報によると、貯金は個人貯金等の流入により、3月末に比べ5260億円(0・5%)増加した。前年同月比では9386億円(0・9%)増加し、残高は104兆6504億円となった。  貸出金残高は、住宅資金実行等により3月末に比べ56億円増加、前年同月比では4812億円(2・3%)増加の21兆1808億円となった。

AgVenture LabがJAアクセラレータープログラム第2期の8企業を決定

AgVenture LabがJJAアクセラレータープログラム第2期の8企業を決定

 JAグループのイノベーションラボ「AgVenture Lab」が「JAアクセラレータープログラム第2期」のビジネスプランコンテストを開き、同プロクラムに参加する優秀賞の8社を決定。同プログラムは、新しいアイディアやテクノロジーで農業・食料・地域のくらしの課題を解決する革新的な商品・サービスを募り、JAグループが事業支援するもの。〔写真提供:AgVenture Lab〕

みらい基金が「農林水産業みらいPJ」助成対象事業の募集を開始

 農林水産業者による創意工夫あるチャレンジ等をサポートする一般社団法人農林水産業みらい基金(代表理事=大橋光夫昭和電工㈱名誉相談役)は3日から、「農林水産業みらいプロジェクト」の2020年度助成対象事業の一般公募を開始した。  農林水産業と食と地域のくらしを支える「農林水産業みらいプロジェクト」は、〝前例にとらわれず創意工夫にあふれた取組みで、直面する課題の克服にチャレンジしている地域の農林水産業者へのあと一歩の後押し〟として役立ててもらおうと助成を行うもので、今回で7回目。これまでに45のプロジェクトが選ばれている。  今年度も昨年度に引き続き、今後に向けてのモデルとなり得る事業の活動に...

JAアクセラレータープログラム第2期の8企業を決定

 JAグループのイノベーションラボ「AgVenture Lab」(荻野浩輝代表理事理事長)はこのほど、新しいアイディアやテクノロジーで農業・食料・地域のくらしの課題を解決する革新的な商品・サービスを募り、JAグループが事業支援する「JAアクセラレータープログラム第2期」のビジネスプランコンテストを開き、同プロクラムに参加する優秀賞の8社を決定した。  選ばれた各社の提案要旨は次の通り。▼㈱CuboRex=ねこ車(一輪車)を1時間で電動化するKIT「E―cat」により傾斜地等の運搬作業を効率化する、▼myProduct㈱=豊かな自然や農業、ユニークなものづくりなど地域の手仕事に特化した産業観光...

純利益は4・5%減の1106百万円=農中信託銀行

 農中信託銀行(東山克之社長)は5月29日、2020年3月期(2019年4月~2020年3月)の決算概要を発表した。  信託報酬がファンドトラスト(ファントラ)や特定金銭信託(特金)・特定金外信託(特金外)の残高伸長により前年同期比134百万円増の4416百万円、役務取引等収益が同59百万円増の886百万円、資金運用収益が配当の減少等により同33百万円減の307百万円となり、経常収益は同2・9%160百万円増の5610百万円となった。  一方、経常費用は、人件費等のコストが増加したことから同224百万円増の4061百万円となり、経常利益は同3・9%63百万円減の1549百万円、当期純利益は...

農林中金と三菱地所がサステナビリティ・リンク・ローンの契約締結

国内不動産業界で初、持続可能な事業活動・成長を支援  農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)と三菱地所㈱(吉田淳一執行役社長)は5月29日、国内不動産業界において初となるサステナビリティ・リンク・ローン(=SLL)による金銭消費貸借契約(=本件ローン)を締結したと発表した。  SLLは、借り手の経営戦略に基づくサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(=SPTs)を設定し、貸付条件をSPTs達成状況に連動させることで、借り手に目標達成に向けた動機付けを促進し、環境・社会の面から持続可能な事業活動および成長を支援することを目指すもの。  三菱地所は、持続可能な社会の実現を目指した事業を推...

人事|JA三井リース㈱=6月25日付

 ▽取締役副社長執行役員、北森信明▽取締役、専務執行役員岡田忠明▽同、専務執行役員中島隆博▽常勤監査役、菅原良美▽退任(代表取締役副社長執行役員)中山和夫▽同(取締役)下平薫夫▽同(取締役)庄司雅典▽同(常勤監査役)渡邊哲也

農林中金が世銀債に投資、SDGs課題解決目指す

 農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)は27日、国際復興開発銀行(世界銀行)が発行する債券「サステナブル・ディベロップメント・ボンド」へ総額1400百万米ドル(約1495億円)の投資を実施したと発表した。  農林中金と世界銀行のパートナーシップに基づき発行された同債券への投資は、国連が提唱する17の持続可能な開発目標(SDGs)のうち、農林中金が特に重視する4項目(「飢餓をゼロに」「気候変動に具体的な対策を」「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」)の実現を支援の重要なテーマとしており、投資家自身が重視する複数のSDGs課題への取組みの重要性を世界銀行とともに世界に働きかける日本初の取組...

農林中央金庫の奥和登代表理事理事長と大竹和彦代表理事専務が2019年度決算概要等について会見した。

経常利益1229億円、純利益920億円=農林中金決算

「引き続き農林水産業の現場に寄り添った対応を」と奥理事長  農林中央金庫は27日、2019年度決算概要等について、奥和登代表理事理事長と大竹和彦代表理事専務が記者会見して明らかにした。  2019年度決算〔連結〕は、経常利益は率で前年度比1・3%減、金額では16億円減の1229億円、純利益は11・1%減、115億円減の920億円の減益決算となった。  奥理事長は2019年度決算について「昨年の年央ぐらいから、とりわけアメリカを中心に金融政策は低下の方に動いていき運用収益も下がってくる中、一方で調達コストも下がるという相打ちの内容だ」と説明、同決算において新型コロナウイルスによる減損や引当...

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農林中金が2019年度決算概要等を発表

 農林中央金庫が5月27日、2019年度決算概要等を発表。2019年度決算〔連結〕は、経常利益は率で前年度比1・3%減、金額では16億円減の1229億円、純利益は11・1%減、115億円減の920億円の減益決算となった。  奥理事長と大竹専務が記者会見した。奥理事長は2019年度決算について「昨年の年央ぐらいから、とりわけアメリカを中心に金融政策は低下の方に動いていき運用収益も下がってくる中、一方で調達コストも下がるという相打ちの内容だ」と説明、同決算において新型コロナウイルスによる減損や引当の影響はほぼ皆無であるとした。

「コロナ禍で劇的な悪化を見せる内外経済」=農中総研経済見通し

20年度は▲5%成長と2年連続のマイナス、21年度は2・7%成長  ㈱農林中金総合研究所はこのほど、「2020~21年度経済見通し」を公表した。20年度の実質成長率は前回〔3月〕予測から大きく下方修正し、▲5・0%、21年度は2・7%と予測した。日本経済・物価の見通し(総論)では以下のような見解を示している。  「2020年度は▲5・0%成長と2年連続のマイナス、21年度は2・7%成長と鈍いリバウンド。足元4~6月期は、新型コロナに伴う経済活動停止の影響が本格的に出ることから、前期比年率▲19・2%と、3四半期連続かつ未曽有のマイナス成長が見込まれる」「7~9月期以降は主要国での感染拡大が...

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