農林中央金庫高松支店(奥田康一郎支店長)と愛媛県森林組合連合会(高山康人会長)は14日、愛媛県伊予市のえひめ森林公園で木育講義、県産材木製品とベンチの製作、寄贈イベントを実施した。
農林中央金庫は、農林水産業を基盤とする金融機関として、食・環境・地域社会に深くかかわる農林水産業への貢献を社会的な使命としている。その中でも、国産材の利用拡大、木材の良さを市民に知ってもらう取り組みの一環として、地元産材を利用した木製品寄贈や木育活動を全国で実施している。
コロナ禍の下、森林に触れることによるストレス軽減や愛媛県産材の温もりを知ってもらうことを目指して、伊予市の小学生35名を対象に実施。愛媛県森連の職員から森林の役割や、植林から伐採の流れについて教わった後、屋外で愛媛県産材を使ったベンチや、木のおもちゃ・本立て等の木製品の製作を行った。製作したベンチは市民の憩いの場であるえひめ森林公園に寄贈した。