自民党「農民の健康を創る会」(宮腰光寛会長)は13日、衆議院第一議員会館で総会を開いた。JAグループからは、JA全厚連の山野徹会長と中村純誠理事長、JA全中の肱岡弘典常務、JA北海道厚生連の園木勇司専務、JA神奈川県厚生連の高野靖悟理事長、JA岐阜厚生連の藤井歳也理事長、オブザーバーとして日本赤十字社の宮原保之医療事業推進本部長、恩賜財団済生会の松原了理事が出席、要請とともに医療現場の窮状を訴えた。
宮腰会長は、「公的病院と公立病院は、救急医療など不採算部門を含めた地域医療を提供している。しかし今回の感染症にいち早く取り組んだ公的病院の経営が、今危機的状況にある。様々な交付金は県を通じて配分されることになっているが、県は公立病院を優先している。同じように不採算部門を提供している公的病院も同じ扱いにしてもらう必要がある」「(公的病院は)経営上、危険手当を出すことは難しい。どう差を付けないようにするかということは重要なことだ。同じ業務でも公立病院は危険手当が保証され、公的病院には何もない。頑張って、現場で苦労されている方々が報われるようにしていく必要がある」と語った。
※詳報は日刊アグリ・リサーチに掲載しています。