ロングホースタイプのガソリン計量機LONGYELLを発売開始
トキコシステムソリューションズ㈱は、10月1日よりロングホースタイプのガソリン計量機「LONGYELL」など3機種を発売開始し、10月より出荷を開始した。
セルフSS向け計量機「LONGYELL」は先行発売している「NEOYELL」と共通の特徴を持つ製品で「LONGWAVE」の後継機としてのフルモデルチェンジしたもの。
外観は「NEOYELL」と同様、SSに調和するようスタイリッシュに仕上げるとともに、エッジに丸みを持たせ柔らかな印象を与える形状となっているほか、操作・機能面では、安全・快適に使用できるようユーザビリティを追究し、ハイパフォーマンスな操作性を実現した。機種展開はフル/セルフサービス向けにそれぞれ6本ホースと4本ホースの全4機種となっている。
また「NEOYELL」と「LONGYELL」に大気環境に配慮した製品群として、液化式ベーバー回収装置付搭載モデル「NEOYELL eR」/「LONGYELL eR」もラインナップした。「NEOYELL eR」及びロングホースタイプの「LONGYELL eR」は、それぞれe→AS認定制度におけるランクAとランクSに対応する2機種を揃え、荷卸し時に大気放出されるベーパーを回収するベーパーリカバリーユニット「e-Recovery」も用意している。
セルフSS向け「ハンディSSC」を発売開始
トキコシステムソリューションズ㈱は、今年4月1日に危険物の規制に関する規則の一部を改正する省令が施行され、セルフSSにおいて可搬式の制御機器によっても給油許可等を行うことが出来るよう技術上の基準が整備されたことから可搬式の制御機器「ハンディSSC」を新規開発、10月より同製品の受注及び出荷を開始した。
ハンディSSCはセルフSSの事業所に設置されたSSC本体と、スマートフォンタイプのハンディ端末が連動することで限定したエリア内での給油許可やステーション内での給油停止/一斉停止を安全かつスマートに行うことが出来るシステム。
新製品は視認性の高い画面デザインで快適な操作性を実現するとともに状態をカラーアイコンで表示可能。防塵・防水、振動・落下に強いハンディ端末を採用、SSC本体の画面デザインもハンディ端末に合わせ一新した。
トキコシステムソリューションズ社では「ハンディSSCを導入することで給油行為の監視や給油許可を行うためにスタッフが事務所に常駐する、あるいは給油エリアやピット等の作業中に事務所に戻る必要がなくなる、給油エリアでの直視視認により来店客に給油許可を出すことが可能となるなどセルフSSの運営においてスタッフの業務効率や生産性の向上、負担軽減に大きくつながる」としている。