農林中央金庫高松支店(奥田康一郎支店長)と徳島県森林組合連合会(杉本直樹代表理事会長)は、10月27日に徳島県板野郡のあいずみ保育園で木育紙芝居を実施した。
徳島県内保育園での木育紙芝居は前年度の「とくしま木づかいフェア」内で実施された木製品の抽選会で当選した施設を対象とした活動であり、今年度で6回目の開催となる。園児は着ぐるみによる人形劇を交えながら、災害を防止する森林機能や森林を適切に保全する林業の役割について学んだ。また、園児たちに木をより身近に感じてもらうべく、農林中金高松支店・徳島県森連から園に木製の箸置きやマグネットバーを寄贈した。贈呈式で徳島県森連の阿部克己代表理事専務は「木育紙芝居を通じ、自然について考える健やかな子どもたちが増えてほしい」と園児たちに向けて話した。
農林中金は、農林水産業を基盤とする金融機関として、食・環境・地域社会に深くかかわる農林水産業への貢献を社会的な使命としている。その中でも、国産材の利用促進、木材の良さを市民に知ってもらう取り組みの一環として、地元産材を利用した木製品寄贈や木育活動を全国で実施している。