バイエル クロップサイエンス㈱はこのほど、ボッシュ㈱のハウス栽培向け環境モニタリングとAIによる病害予測サービス「Plantect(プランテクト)」事業を取得すると発表した。2020年内に取得完了の見込み。
「Plantect」は、17年にボッシュが開始した日本発のサービス。温度・湿度、CO2、日射センサーで収集したデータをPC・タブレット・スマホ等で確認でき、オプションで計測データからトマト・きゅうり・いちごの病害発生を予測して感染リスク程度を通知する機能がある。これまでにセンサー等機器が累計6000台以上利用されている。
バイエル クロップサイエンスは「日本農業の現場で収量増、農産物品質向上、栽培効率向上に貢献する製品、ドローンなど新たなソリューションの開発・提供を進めている。『Plantect』事業の取得により、さらに日本の農業生産者の課題解決に貢献していく」とコメントする。