日本バイオスティミュラント協議会は11月に「温暖化による農作物への影響とその対策~バイオスティミュラントの可能性を考える」をテーマに講演会を開催する。今回は新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、インターネット上でのオンデマンド配信形式で行う。
▼わが国の果樹生産で顕在化している温暖化の影響と対策(農研機構果樹茶業研究部門生産流通研究領域園地環境ユニット長・杉浦俊彦氏)、▼高温状況下におけるリンゴの着色不良について―バイオスティミュラント利用の糸口(東京農業大学国際食料情報学部国際農業開発学科教授・小塩海平氏)、▼高温ストレスと光合成、気孔開孔のコントロール(神戸大学大学院農学研究科准教授・山内靖雄氏)、▼ブドウにおける温暖化対策(農研機構果樹研究所ブドウ・カキ研究領域主任研究員・杉浦裕義氏)と題した講演、㈱サカタのタネ、アリスタライフサイエンス㈱、等による企業発表が行われる。
視聴方法は、同協議会のホームページ(https://www.japanbsa.com)に設置される登録ページから登録を行った者に視聴用パスワードを渡すもので、講演の配信期間は11月2~30日。費用(税込、1名)は、会員1540円、非会員が2200円。受付期間は10月7日~11月20日。なお、参加申込者全員の中から抽選で100名に「バイオスティミュラントガイドブック第1版」をプレゼントする。
バイオスティミュラント(BS)=植物や土壌により良い生理状態をもたらし、植物の健全さ、ストレスへの耐性等、良好な影響を与えるもの。