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AI米粒等級解析アプリの提供を開始=スカイマティクス

2020年9月3日

 産業用リモートセンシングサービスの企画・開発・販売を行う㈱スカイマティクス(東京都中央区、渡邉善太郎代表取締役社長)は、スマホ写真ひとつで玄米等級判定を行うことができるスマホアプリ『らいす』の提供を開始した。

 アプリ内のカメラで撮影した米粒画像を、独自のAIシステムで自動解析し玄米等級の目安を判定・表示することが可能。同社によれば、「誰でも簡単に使える操作性で、高価な穀粒判別機能を有する計測器の購入も必要なく、農作物検査を受ける前に自分で等級の目安を確認することができるようになり、持ち帰り・再選別・再検査の手間がなくなることから作業効率が高まる」としている。なお、解析結果は、稲刈日・乾燥日・籾摺日・ロットNo・品種情報とセットで管理でき、農作物検査後、実際の検査等級の入力も可能。

 解析回数、ユーザー数、機能に応じて月額500円から複数のプランがあり、個人農家から大規模農業生産法人まで全ての生産者が利用できるという。

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