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宮崎県産夏秋ピーマンをビタミンCの栄養機能食品として販売=宮崎経済連等

2020年9月3日

 宮崎県とJA宮崎経済連で組織する「みやざきブランド推進本部」はこのほど、宮崎県産夏秋ピーマンをビタミンCの栄養機能食品として販売を開始した。

 栄養機能食品は、特定の栄養成分の補給に利用できる食品で、定められた基準に従って栄養成分の機能を表示できる。今回発売されたピーマンには、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つと言われるビタミンCの機能や一日あたりの摂取目安量などを新たに表示した。同食品の対象は、3月から11月の間に県内8JA(宮崎中央、はまゆう、都城、こばやし、えびの市、児湯、西都、高千穂地区)から出荷される夏秋ピーマンで、順次、新包材に切り替えながら全国の量販店などで販売する。

 同本部では、グリーンザウルスの愛称で知られる冬春ピーマンにおいて栄養機能食品の販売を平成29年から開始。今回の夏秋ピーマンでの販売を機に、ビタミンCの栄養機能を持つピーマンの販売が年間を通して可能となる。なお、ピーマンのほかにも完熟きんかんやゴーヤーなど計4品目が栄養機能食品として商品化されている。

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