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タイに実証型農場「クボタファーム」を開設=クボタ

2020年8月31日

 ㈱クボタ(大阪市、北尾裕一代表取締役社長)のタイ王国子会社SIAM KUBOTA Corporation Co.,Ltdは、農業機械化と先端農法の実証活動を行う農場「クボタファーム」をタイ国内に設立した。タイにおける研究開発子会社のKUBOTA Research&Development Asia Co., Ltd.と協力して、ASEAN地域に密着した事業活動を強化する。

 クボタは1978年にタイに製造販売拠点を設置、特に近年は、現地の作物・ほ場条件・作業体系に適した農業機械の研究開発を進め、2016年にはタイに研究開発拠点を設立し、製品ラインナップの拡充を加速させており、今回のクボタファーム設立もその一環。同社によれば、広大な実証型農場を自社で保有することで、最新の機械や技術を活用した農作物の生育方法や管理手法の研究・実証を自社施設内で行うことが可能になるという。施設面積は約35万㎡。敷地内は米、キャッサバ、シュガーケーン等主要作物の現代農法ゾーン、農業所得向上ソリューションゾーン、トレーニングゾーン等の9つのゾーンに分かれている。

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