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「青果物の物流・流通に関連したセミナー」=野菜流通カット協議会

2020年8月20日

 野菜流通カット協議会は9月29日、神奈川県横浜市内で、「令和2年度水田農業高収益作物導入推進事業(全国推進)『先進的な物流センター視察と青果物の物流・流通に関連したセミナー』」を開く。関東地区加工・業務用野菜関係者、加工・業務用野菜取扱い中間事業者・実需者・物流・流通業者等が対象。

 水田農業高収益作物導入推進事業の先進的な出荷技術の普及に向けた取組を推進する上で物流機能の一層の活用による効率的な流通改善が求められていることから、自動倉庫を核とした多温度帯ロジスティクスセンターで、市場機能と物流機能を統合した全国初のビジネスモデルである「横浜フレッシュセンター」の現地視察と、効率的かつ安定的な流通の基本的な知識取得や、加工・業務用野菜の新たな流通方式を普及・啓発するため、産地や実需者に対する物流・流通について情報提供等を行うセミナーを開催する。セミナーのテーマと講演者は以下の通り。

▼南部市場の変遷(横浜丸中青果㈱南部支社長・小野英樹氏)▼横浜ロジステックスが提案する物流拠点の取り組み(横浜ロジスティクス㈱代表取締役社長・阿久津好秀氏)▼横浜市場センターの提供する各種流通機能(横浜市場センター㈱代表取締役社長・須藤哲次氏)▼11型パレット対応プラスチックコンテナの開発と普及状況・今後の展開(日建リース工業㈱農産部部長・青木章一氏)▼「海上輸送におけるメリット」商船三井フェリーからのご提案(商船三井フェリー㈱営業二部副部長・宮原健一氏)。質疑応答(流通合理化検討委員会委員長〈石川県立大学教授〉小林茂典氏が司会進行)。
 申込期限は9月7日まで。定員になり次第受付締切。申込用紙と内容の詳細は協会ウェブサイトへ。

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