JAグループと国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する㈱トラストバンクは2日、ふるさと納税を通じて、新型コロナウイルスの被害を受けている第一次産業の国産牛、果物、花きに係る生産者及び酪農家を支援するキャンペーン(第2弾)を開始した。
両者は、5月1~19日に、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外食店の営業自粛や外国人観光客の激減などにより需要が大きく減退している国産牛農家を支援するため、第1弾キャンペーンを実施。この結果、ふるさとチョイスの牛肉カテゴリーにおいて、前年同期比の約2倍の寄付が集まり、全国の国産牛農家の支援につながったという。
今回開始する第2弾キャンペーンは、支援先を国産牛に加え、果物、花きの生産者及び酪農家に拡大。新型コロナウイルス感染拡大防止対策に伴い、営業自粛をしているデパートや飲食店などに納品している国産牛や果物の高級食材、イベントなどの開催自粛により影響を受けている花き、小中学校の一斉休校により給食が休止されたことで需要が低下している乳製品に係る酪農家を支援する。
具体的には、6月2~22日までのキャンペーン期間中に、「ふるさとチョイスに会員登録が済んでいる者」「同キャンペーンページに掲載する国産牛・果物・乳製品・花きに関連する御礼の品を選んで寄付した者」「専用のエントリーフォームからキャンペーンへエントリーした者」の条件をすべて満たした人を対象に、抽選でJAグループが厳選する「山形県産青肉メロン、赤肉メロン詰め合わせ」が600名、「協同乳業 おうちで楽しむ乳製品セット」が400名に当たる。
中家徹JA全中(全国農業協同組合中央会)会長は、「依然として、コロナの影響で農業者が大変厳しい状況にあるなかで、国産牛農家を支援する第1弾のキャンペーンにおいて、多くの皆様からご支援をいただきましたことに大変感謝申し上げます」「第2弾のキャンペーンでは、同様にコロナの影響を受けて困っている花きや乳製品、果実等の生産者を支えるべく、支援先を拡大いただくことになっております。皆様には、ふるさと納税を通じて、我が国の食と農を支える生産者の後押しを是非お願いしたいと思います」「JAグループではコロナ禍でもわが国の国産農畜産物の安定供給を支えてきましたが、引き続き国民の皆様への使命を果たせるよう全力を挙げて取り組んでまいります」とコメントしている。
なお、キャンペーンページはアドレス(https://www.furusato-tax.jp/feature/a/campaign_corona-virus_primary_producer)。