農林中央金庫は、5月7日を予定していた同金庫の勘定系システムの更改について延期すると発表した。
農林中金では「新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を踏まえ、お客様をサポートする万全の態勢の構築が難しいと判断し、やむなく延期させていただくことといたしました。弊金庫と直接、融資・預金のお取引きや財形貯蓄をご利用いただいているお客様におかれましては、事前準備でご負担をお掛けしていたにもかかわらず、延期のご連絡がシステム更改予定日直前となり、ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申しあげます」としている。
システム更改は延期するが、5月7日以降の取引きについては、現行システムに基づき、従来どおりの事務手続き(口座番号・帳票等)により、全ての取引きを支障なく利用できる。
なお、今回のシステム更改の延期は、農林中金と直接取引きしている利用者を対象とするもので、JA・JF・信用農業協同組合連合会・信用漁業協同組合連合会と取引きしている利用者には影響はない。