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高濃度エタノール製品の製造に着手=若鶴酒造

2020年4月22日

 若鶴酒造㈱(富山県砺波市)は、高濃度エタノール製品の供給に取り組んでいる。

 高濃度アルコールの需要の急激な高まりから、供給が逼迫している状況に対応するため。管理された衛生的な酒造のボトリング設備を活用することで関連省庁と連携する。所有するウイスキーの蒸留器「ZEMON(ゼモン)」をもちいて高濃度アルコールを製造することも検討する。

 アルコール度数は77%とこれまで発売した飲用可能なアルコールのなかでも最高に近い。サトウキビ原料のアルコールに加水し、ボトリングする。同製品「砺波野スピリッツ77」は飲用可能な特定アルコールのため酒税(1本あたり231円)が付加される。300ml、希望小売価格880円(消費税抜)。同社によると、1日に製造できる上限が決まっているため、週に約1000本の製造量となるという。北陸を中心としたドラッグストア、医療機関等のほか、若鶴酒造直営店に優先的に供給する。なお、同製品の売り上げの一部は新型コロナウイルスの感染拡大防止にむけた取り組みに寄付される。

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