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植物由来の原料を使用した商品を開発=日本ハム

2020年3月2日

 日本ハム㈱(大阪市北区、畑佳秀社長)は、3月1日から植物由来の原料を使用した新シリーズ『NatuMeat(ナチュミート)』から5品を発売した。

 同商品は、肉の代わりに大豆やこんにゃくなど植物由来の原料を使用し、肉の食感・風味を再現したことが特長。

 「ハムタイプ」〔写真〕や「ソーセージタイプ」は、従来のハム・ソーセージ同様加熱済み。「ハンバーグ」や「キーマカレー」「ミートボールタイプ」は1/3日分の野菜が入っており(*厚労省推進・健康日本21の1日の野菜摂取目標量350gの1/3量を使用〔生換算〕)、電子レンジや湯せんで簡単に調理することができる。

 日本ハムでは植物由来の原料を使用した商品の開発について、「近年、食の多様化が進み、様々な食材を使用した加工品も増えてきた。欧米では、健康志向の高まりから代替肉の需要が拡大している。日本においても、肉を使わない製品を希望されるお客様の声が増えていることから、食に関してより多くの選択肢を持っていただけるよう、本商品を開発・販売することにした」と説明している。

 販売目標金額は、5品計で年間5億円(税別/小売りベース)を設定している。

 ハムタイプ=60g・希望小売価格217円(税別以下同)、ソーセージタイプ=70g・217円、ハンバーグ=150g・320円、キーマカレー=150g・320円、ミートボールタイプ=150g・320円。

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