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AIを活用した小売業界向け需要予測型自動発注システムを提供開始=NEC

2020年2月28日

 日本電気㈱(NEC)は、小売業界向けにAIを活用した需要予測と、それに基づく自動発注システムを提供開始する。様々なデータから客数や各商品の需要予測を実施、予測に基づいて発注業務を自動化することで、発注業務の効率化・標準化、ロスや欠品の削減に貢献することがねらい。

 小売業界は人手不足に対応した働き方改革、食品ロスの削減といった課題に直面しており、ICTを活用した業務変革が求められていることから、NECでは、AI需要予測システムと、それを用いた需要予測型自動発注システムを開発、この2つの課題の解決に取組む方針。

 このシステムは、同社の最先端AI技術群「NEC the WISE」の一つである「異種混合学習」を活用し、天候や曜日、過去実績などのデータを元に客数と販売数を高精度に予測。牛乳や練り物など日持ちのしない日配品を対象に販売数を予測し、適正量を自動発注することで、発注業務の効率化・標準化を実現し、ロスや欠品を防止する仕組み。

 先行して㈱リオン・ドール コーポレーション(福島県会津若松市、小池信介社長)が福島県を中心に展開するスーパーマーケットに採用され、千石店で今月より稼働開始、今後各店舗に順次展開予定。リオン・ドールでは、システムの導入に先立ち、複数店舗で予測モデルを用いた3か月間のシミュレーションを実施。人手による発注実績と比較した結果、対象製品の欠品日数6・5%改善、ロス金額25~40%低減を確認しているという。

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