㈱クボタは、日本の農業機械メーカーとして初めて、国際農業電子財団 Agricultural Industry Electronics Foundation(AEF)のコアメンバーに選出されたと発表した。
AEFは、農業機械の技術革新と電子化プロセスの標準化を目的とする国際団体。2008年にグローバルに事業展開する農機メーカー7社によって設立された(現在は11社のコアメンバーと約200社のゼネラルメンバーで構成)。
これまでAEFには、クボタグループのインプルメントメーカーであるクバンランド社が設立当初からコアメンバーとして参画していた。クバンランド社は農業機械の国際通信規格ISOBUS(トラクタとインプルメントの連動制御に利用されるデータ通信に関する国際標準規格)を開発してきた。昨年7月に欧州イノベーションセンターを設立し、他社とのパートナーシップ強化を推進するなか、クバンランド社に代わってクボタがコアメンバーに入ることになったもの。