日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

インドネシアビンタン島で大規模水耕栽培の実証実験を開始=大林組

2020年2月7日

 ㈱大林組(蓮輪賢治社長)は、熱帯気候に適応した太陽光型植物工場によるミニトマトと葉物野菜の大規模栽培の実現及び流通販売網の確立を目的に、シンガポールに本社を置くガラントベンチャー社(*)の子会社であるペルサダ ヒジャウ チュムルラン社(本社=インドネシア)と共同実証研究契約を締結した。今後、インドネシアビンタン島に1ha規模の実証実験施設を建設(今年10月完成予定)、2021年1月からシンガポールとインドネシアを中心とした東南アジア圏での販売を開始する予定。東南アジア地域における流通手段と経路を確立するとともに、同地域における中間所得層以上をターゲットとした市場性の調査・販売先の開拓を行い、将来の大規模事業化の可能性を検討する方針。

 *ガラントベンチャー社…シンガポール証券市場に上場されている、インドネシア向けの投資を目的としたホールディング会社。主要事業は、自動車販売、インドネシアビンタン島およびバタム島における工業団地およびリゾート施設の運営。

keyboard_arrow_left トップへ戻る