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約8・5億円の資金調達を実施=ファームノートHD

2019年12月19日

 酪農・畜産向けIoTソリューションを提供する㈱ファームノートホールディングス(本社=北海道帯広市、小林晋也代表取締役)は17日、スパークス・グループ㈱を運営者とする未来創生2号ファンド、共立ホールディングス、マイナビ、SMBCベンチャーキャピタル、大分ベンチャーキャピタルを引受先とした第三者割当増資により、総額約8・5億円の資金調達を実施した、と発表した。今回を含む累計での資金調達額は総額で約26億円となる。今回の約8・5億円の資金調達は、AI開発による製品・サービスの機能拡充、体制強化、研究開発の推進、新規事業の立ち上げに充当する予定。

 ファームノートHDは、子会社の㈱ファームノートを通じて、クラウド牛群管理システム「Farmnote」の拡販・機能強化や、牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」を開発、事業展開を行ってきた。現在のユーザー数は4000生産者、契約頭数38万頭となっている。

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