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農林中金仙台支店等が地域産材利用拡大に向けたイベント「お山食堂」開く

2019年11月4日

 農林中央金庫仙台支店は10月26日、岩手県盛岡市外山森林公園で地域産材利用拡大に向けたイベント「お山食堂」を開いた。岩手県森林組合連合会、こども食堂の運営等を行う特定非営利活動法人インクルいわてとの共催。同催しは「こども食堂×林業体験」をテーマに3者が企画。こども食堂を通じた「こどもを孤立させない地域づくり」を目的としたコミュニティ提供に加え、林業紹介や木工クラフト、作業現場見学等により、岩手県の主要産業である林業への理解を深めることをねらいとしたもの。当日は2歳から12歳までの子ども15名と大人11名、ボランティアをつとめた岩手県内の大学生6名が参加した。

 開会式では、農林中金仙台支店の藤村亮佳次長、岩手県森連の澤口良喜代表理事専務らが挨拶。伐倒デモンストレーションでは、岩手県の木である「アカマツ」を地域の森林組合職員がチェーンソーで伐倒した様子を見学していた参加者から「お~っ」と歓声が上がった。その後、参加者は倒れた木の切り株を見学したり、松ぼっくりを触ったりして自然と触れ合ったり、岩手県産の木炭を活用した焼き芋づくりでは秋の味覚を頬張っていた。参加した小学5年生の女子生徒は「焼き芋がほくほくで美味しくて、たくさん食べられそうです。木を切るのは勢いが良くてびっくりしましたが、もう一度見てみたいです」と感想を話した。

 農林中金では「この取組みを通じて、こどもたちのコミュニティ創出とともに、担い手不足に悩む地域林業の発展を後押しする」とコメントしている。この催しは今年度、2回(12月、1月)行われる予定。

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