日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

日伊国際農泊シンポ

2019年10月7日

 (一社)日本ファームステイ協会は28日、東京・大手町のJAビルで「日伊国際農泊シンポジウム~アルベルゴディフーゾのコンセプトと日本における応用可能性を探る」を開催する。今年7月に行われた同協会理事メンバー等によるイタリア視察団の成果を踏まえ、アルベルゴディフーゾ協会のジャンカルロ・ダッラーラ会長が「『アルベルゴディフーゾ』とは何か?地域における効果と日本、世界での展開」と題して講演、日本の農泊の進め方のヒントを探る。パネルディスカッションでは、イタリアのアルベルゴディフーゾやアグリツーリズモの取組みを取り入れた日本の「農泊」の可能性について、日本ファームステイ協会品質認証支援研究所長で東洋大名誉教授の青木辰司氏をファシリテーターに、島村菜津(ノンフィクション作家)・長谷川昭憲(日本で最も美しい村連合常務理事)・上山康博(日本ファームステイ協会代表理事・㈱百戦錬磨代表取締役社長)・藤本隆明(日本ファームステイ協会理事・㈱農協観光代表取締役社長)の各氏がパネリストで参加する。このほか農水省と農林水産政策研究所から情報提供が行われる。参加費無料。問合せは03―3526―2493へ。

 *アルベルゴディフーゾ…集落全体を宿泊施設とする取組み。

 *アグリツーリズモ…農業生産を維持しつつ、農業体験・レストラン・宿泊施設等を農家が営む取組み。

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