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オーガニックで栽培した近江米『こしひかり』を発売=滋賀県

2019年9月12日

 滋賀県は、農薬や化学肥料を一切使わないオーガニック農業を推進しているが、都道府県単位としては初めて、「滋賀県産オーガニック」としてブランディングした近江米『こしひかり』を発売する。

 今月16日からイオンモール京都桂川ほか4店で、28日から東京・日本橋の情報発信拠点「ここ滋賀」で発売する。今年の販売数量は、計10トンの限定販売(予定)となる。2㎏、1280円(税別・イオン店頭参考価格)。

 滋賀県は2001年から環境保全型農業を推進、近江米の44%が農薬・化学肥料を通常使用量の半分以下で栽培されている。今年度から都道府県では初めてオーガニックを全面的にバックアップし、①除草機導入の助成、②有機JAS認証取得のため、説明会の開催と費用の補助、③米袋用のパッケージデザインを作成する等の取り組みを推進している。

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