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農中の一橋大寄附講座「自然資源経済論」が今秋スタート

2019年9月12日

 一橋大学農林中央金庫は、2009年度から「農林中央金庫寄付講座」として「自然資源経済論」という領域を設定、農林中金総合研究所も共同運営する形で協力し、11年目となる今秋の講義をスタートさせる。

 今年度の講義は9月19日のガイダンスから12月19日までの毎週木曜日(西キャンパス本館31番教室・36番教室、15時15分~17時)に実施される。講義は、①各界の専門家による講義、②自然資源経済論プロジェクトから昨年出版した2冊の本(*)の内容に基づく執筆者による講義、③市民公開シンポジウム(例年は土曜日に実施していたが、今年は通常の講義時間に実施)、で構成する。開催日程と講師は以下の通り。

 ▼9月19日(第1講)=自然資源経済論ⅣBの開講にあたって――ガイダンス(寺西俊一氏・一橋大学名誉教授)▼9月26日(第2講)=日本農業・農山村再構築の課題(石田信隆氏・一橋大学大学院経済学研究科客員教授)▼10月3日(第3講)=農家の声を聞き、農業の現場を知る(今野邦仁氏・全国農協青年組織協議会会長、須藤金一氏・JA東京青壮年組織協議会委員長)▼10月10日(第4講)=人間と自然の豊かな関係性の再構築(高柳友彦氏・一橋大学大学院経済学研究科講師)▼10月17日(第5講)=有機農業とは何か(中島紀一氏・茨城大学名誉教授)▼10月24日(第6講)=条件不利な農業・農村を支える仕組み――オーストリアの事例から(藤井康平氏・神奈川大学非常勤講師、石倉研氏・龍谷大学政策学部講師、多田忠義氏・農林中金総合研究所主事研究員)▼10月31日(第7講)=福島原発事故から8年半余――双葉町の復興と再生への課題(伊澤史朗氏・福島県双葉町長)▼11月7日(第8講)=景観・文化の保全――かけがえのない価値を守る仕組み(藤谷岳氏・久留米大学経済学部准教授)▼11月14日(第9講)=水俣 未来への遺産~医師・原田正純の遺言(吉崎健氏・NHK福岡放送局チーフ・ディレクター)▼11月28日(第10講)=農山村地域からのエネルギー転換(山下英俊氏・一橋大学大学院経済学研究科准教授)▼12月5日(第11講)=自然資源経済論から見た貿易と経済連携(山川俊和氏・下関市立大学経済学部准教授)▼12月12日(第12講)=都市農業の現場から未来を語る(小野淳氏・㈱農天気代表取締役社長/NPO法人国立農園の会代表理事、中村克之氏・国分寺中村農園、菱沼勇介氏・㈱エマリコくにたち代表取締役社長、川名桂氏・Neighbor’s Farm代表)▼12月19日(第13講)=市民公開シンポジウム〔調整中〕

 詳しい問合せは、一橋大(℡042―580―8591)へ。

 *自然資源経済論プロジェクト出版本 ●寺西俊一・石田信隆・山下英俊編著『農家が消える―支援資源経済論からの提言』(2018年10月、みすず書房) ●寺西俊一・石田信隆編著『輝く農山村―オーストリアに学ぶ地域再生』(2018年12月、中央経済社)

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