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穀粒判別器を活用する場合の測定方法等をとりまとめ=農水省

2019年9月3日

 農水省は8月30日、同省で穀粒判別器の活用について、計量の専門家等で構成する「穀粒判別器に関する検討チーム(第4回)」(座長=大坪研一新潟薬科大学特任教授)を開催し、穀粒判別器を活用する場合の測定方法等を取りまとめた。

 同会合では、計量の専門家等によってこれまでの論点を整理し、「穀粒判別器における精度の検証に関する取りまとめ」を行い、その後、穀粒判別器を農産物検査で活用する場合の効率的な検査方法について梅本典夫全国主食集荷協同組合連合会会長、江渡浩日本穀物検定協会理事、郡司和久木徳神糧㈱執行役員米穀事業本部生産部門長、馬場利紀米麦等種子・農産物検査協議会、全国JA農産物検査協議会事務局長、橫田修一全国稲作経営者会議青年部顧問の5名を新たに委員に加えて、効率的な検査方法を議論した。

 農産物規格・検査の見直しについては、今年1月から「農産物規格・検査に関する懇談会」を開催し、3月末には「中間論点整理」が行われた。この中間論点整理では、現行の農産物規格・検査の基本は堅持しつつ見直しの方向性が整理され、同省は、この中間論点整理を踏まえ、現行の農産物規格・検査について、検査結果の報告内容の削減等の検査関係事務の効率化や農産物検査員の検査精度の向上に向けた取り組みの見直しに関する省令・告示等の改正を行った。今後、2020年産米の検査に穀粒判別器も活用できるよう、告示等を改正する予定。また、規格の項目及び削減や、交付金の交付要件等及び袋詰め玄米及び精米の表示要件について、懇談会で示された多様な意見に留意しつつ、見直しの検討や所管省庁とも議論していく予定。

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