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ウッドソリューション・ネットワークの実績が「ウッドデザイン賞」を受賞

2018年11月16日

 木材利用拡大に向けた各種課題解決を目的としたウッドソリューション・ネットワーク(事務局=農林中央金庫)の設立・活動実績が、ウッドデザイン賞運営事務局(後援=林野庁)主催の「ウッドデザイン賞二〇一八」の『ソーシャルデザイン部門 コミュニケーション分野』を受賞した。

 ウッドソリューション・ネットワークは、林業関連団体の代表や、加工・流通を担う製材会社・商社・ハウスメーカー等、木材関連産業の幅広い企業・団体の参加を得て、二〇一六年一〇月に設立。山で木を伐採する生産から、住宅や家具等、木を材料として利用するまでの「木」のバリューチェーン全体を俯瞰し、各行程におけるさまざまな課題を解決していくことを通じて、国産材を主体に広く木材利用拡大を目指しており、今年一〇月現在で、二七社・団体で活動している。

 なお、ウッドデザイン賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する新しい顕彰制度。これにより、〝木のある豊かな暮らし〟が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、木材利用が進むことを目的としている。第四回目となる今回は全国から三九三点の応募があり、ウッドソリューション・ネットワークは全受賞作一八九点の一つに選ばれた。

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