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30年度優績JAを表彰、最優秀賞にJAぎふ=農協観光

2019年5月22日

 ㈱農協観光は21日、令和元年度「JA観光推進協議会全国会議」を都内ホテルで開き、平成30年度優績JA表彰式を行うとともに、「組合員や地域住民との接点強化」「『地域の活性化』に向けたJA総合事業の推進」「旅行事業・地域交流活動を通じた『被災地復興への貢献』」「地域に根ざしたJAづくり」への取り組み方向を確認した。

 田波俊明会長は「平成30年度は、経営計画『NTOUR WAY Ⅱプラス』の実践を基本に、様々な企画旅行やイベントを実施してきた。しかしながら西日本豪雨をはじめ、自然災害などによる中止や延期が発生し、大変厳しい経営結果となっている。本日ご臨席の皆様はじめ、JAグループからのご支援ご協力に、心から感謝を申し上げる」「本年は当社設立から30周年となる。設立以来、全国の組合員ならびにJAの皆様にたゆまぬご支援をいただいてきた。改めてお礼を申し上げるとともに、節目の本年は様々な取り組みを提案させていただきたい」「従来の国内・海外の観光地旅行のほか、地方への誘致をうながし地域を活性化させ、農協観光らしい地方創生を拡充するよう取り組みたい。これは本年4月よりスタートした新たな中期経営計画『NTOUR WAY Challenge』でも重要項目だ」「本日は30年度の旅行事業において特に優秀な成績をおさめられたJA・団体のこれまでのご努力に心より敬意を表する」と述べた。

 優績JA表彰式では、総合的に最も優秀な成績を収めた岐阜県・JAぎふを表彰するとともに、選賞部門として、事業実績部門、ふれあいツーリズム部門、地域交流部門の各部門で優れた成果を収めたJAに優秀賞、特別賞を授与した。

 受賞JAは次の通り(「農業協同組合」呼称は省略)。

【最優秀賞】ぎふ(岐阜)
【優秀賞】▼事業実績部門=横浜(神奈川)、京都やましろ(京都)、筑紫(福岡)、島原雲仙(長崎)、菊池地域(熊本)、▼ふれあいツーリズム部門=福島県JA旅行事業協議会(福島)、▼地域交流部門=佐野(栃木)
【特別賞】▼事業実績部門=斜里町(北海道)、加美よつば(宮城)、秋田ふるさと(秋田)、みちのく村山(山形)、さがえ西村山(同)、塩野谷(栃木)、あさか野(埼玉)、鳥取西部(鳥取)、島根県農協雲南地区本部(島根)、球磨地域(熊本)、▼ふれあいツーリズム部門=JAきたみらい女性部(北海道)、大船渡市(岩手)、いるま野(埼玉)、愛知西(愛知)、三重北(三重)、和歌山県JA旅行事業運営委員会(和歌山)、ごとう(長崎)、▼地域交流部門=大相撲長野場所実行委員会(長野)、岡山東(岡山)、勝英(同)

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