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ブロッコリーの出荷予測モデルを開発・実証開始=NTTデータ、JSOL

2019年6月12日

 (株)NTTデータと(株)JSOLは、JA香川県、生産者部会、香川県および市町村等と5日、「香川県スマート農業技術推進連絡協議会」を設立した。同協議会では、NTTデータが2018年10月から提供している、営農支援プラットフォーム「あい作」を活用して、農作物の出荷予測モデルの構築を目指す。品種ごとの栽培記録・地域ごとの気象情報・出荷管理データを分析し、地域全体で精度の高い出荷計画策定に向け、実証を進める。まずは、香川県内のブロッコリーで出荷量の予測モデルを構築、順次県内の他品目にも展開を見込む。
 NTTデータは、出荷予測モデルを現場で利用するにあたり、生育状態の記録を「あい作」で実施。出荷予測モデル設計を踏まえ、「あい作」の管理者機能を強化することで出荷予測の運用の実現を目指す。JSOLは、数理技術と農業分野における各種予測モデル構築技術を活用し、この取組みにおける出荷予測モデルを設計・実証する。

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