日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

農水省が都内でフードシフトのイベント

2021年11月5日


 農水省が10月29・30の両日、東京・六本木ヒルズアリーナで「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.」を開催。同省が今年度から実施している、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」の一環で行われた。
 会場では、「選ぶ、食べる、サステナブル展」「『農業』と『福祉』がつながって日本を元気に!ノウフク・プロジェクト」「農業女子PJマルシェ」などの農水省関連ブースが設置されたほか、食料問題と向き合いこれからどう行動すべきかを考えるきっかけをつくることをコンセプトに京都芸術大の学生が今夏開催した「食とデザイン展2021」の作品の一部展示や、様々なフードシフトを実践する生産者が旬の農産物、加工品を出品する「マルシェ」などが開かれた。また、イベント開催中の2日にわたり、トークセッションが行われた。
 2日目、生産者のもとで農業を体験してきた6チームの大学生たちがJA全中の中家徹会長に直接意見をのべる場面では、熱心な議論が交わされた。中家会長は大学生からの【6次産業化に取組む意義と必要性】【持続可能な日本農業に向けて消費者ができる具体的な行動】などの質問に対して答えていた。

keyboard_arrow_left トップへ戻る