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ふるさと回帰フェア開催、約8000人が参加

2021年10月19日


 NPOによる国内最大級の移住マッチングイベント「ふるさと回帰フェア2021」(主催:ふるさと回帰支援センター)が10月17日、東京・千代田区の東京国際フォーラムで開催された。同フェアは、移住希望者が自治体職員に地域の住まいや就業などについて直接相談できる催し。17回目となる今回は前夜祭含め約8000人が参加した。
 メイン会場の「全国移住相談ブース」では、各自治体・団体がブースを並べ、来場者からの移住・地方暮らしなどの各種相談に応じていた。館内別会場には、省庁・団体・企業などが出展する「地方暮らし応援コーナー」、全国各地の農産品、特産品を販売する「日本全国ふるさとマルシェ」が設けられた。JAグループからは全中、全農が「地方暮らし応援コーナー」に出展した。
 前日16日には前夜祭シンポジウムも開催され、東京都立大学の宮台真司教授の「コロナ後の日本を俯瞰する~共同体を軸とした社会システムのあり方を問う」と題した基調講演、「コロナ後の生き方・暮らし方、地方創生を考える」をテーマとしたパネルディスカッションが行われた〔写真右〕。

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