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みどりの食料システム戦略実現に向けた政策を議題に戦略本部=農水省

2021年9月1日

 農水省は8月31日、「みどりの食料システム戦略本部」を開催した。

 「みどりの食料システム戦略の実現に向けた政策の推進」を議題に行われた。野上農相は会議冒頭、以下のように挨拶した。

 「昨今我が国の食料・農林水産業が置かれている現状や国際的な動向を踏まえて食料・農林水産業の生産力向上と持続性を両立するための新たな政策方針として今年5月、この本部で『みどりの食料システム戦略』を決定した。今回の予算要求は、戦略策定後初めての予算要求であり、農林水産業の姿勢、覚悟を伝える上で、極めて重要な局面にある。持続可能な食料システムの構築に向け、我が国としてアジアモンスーン地域を代表し、世界をリードするためには国際舞台での発信とともに、地に足のついた現場のための施策を進める必要がある。このため、農林漁業者や事業者の前向きな取組を後押しするための関連法案を取りまとめ、次期通常国会への提出を目指したい。今後とも関係団体や現場との意見交換など現場主義を貫いて、法制度の検討をすすめるとともに、予算・税制等の支援措置、組織体制の強化について財政当局等としっかりと折衝し、農水省一丸となって施策の具体化を進めていきたい」。

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