JAバンク千葉は15日、千葉県農業会館で、県内JA信用担当役員および役職員向け特別講演会「組合員・利用者のくらしを豊かにする長期投資」を開催した。
講演では、農林中金バリューインベストメンツ㈱常務取締役兼投資最高責任者の奥野一成氏が登壇し、投資の本質や、自社の投資戦略に触れながら、組合員・利用者の資産形成に有効な手段となる長期投資の魅力について語った。また、系統金融機関の競争優位性についても触れ、組合員・利用者との距離が近いJAバンクは他金融機関と比べて圧倒的優位な存在であり、人生の相談相手としてベストパートナーになれると受講者にエールを送った。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、講演はライブ配信で行われた。
JAバンク千葉では、2019年度から21年度の中期戦略において、顧客の豊かなくらしの実現を目指した「ライフプランサポートの実践」を掲げており、個人型確定拠出年金(イデコ)や投資信託を活用した、資産形成のサポートに力を入れている。JAの強みである、組合員・利用者に寄り添った提案活動に、新しいサービスを加えることで、他金融機関との差別化を図るとしている。
イデコは千葉県内全JAで申込が可能。投資信託は、JAきみつ、JA市原市、JA千葉みらい、JA山武郡市、JAいちかわ、JAとうかつ中央で申込が可能。