日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

クボタとトプコンがスマート農業分野で共同研究契約締結

2021年7月9日

 ㈱クボタと㈱トプコン、Topcon Positioning Systems, Inc.(本社:米国カリフォルニア州)は、スマート農業分野での共同研究契約を締結した。両社の技術・ノウハウを持ち寄り、スマート農業分野における共同研究を通し、将来の事業化を見据えたイノベーションの創出に共同で取り組むという。

 具体的には、▼センサー等を使用した農作業データの収集、▼ビッグデータを活用した作物栽培ソリューションの研究、▼車両管理及び自動化技術、に関して共同研究を行う。

 世界的な食料需要の高まりと、生産現場の人手不足が懸念される中、作業効率性と生産性の向上を目指すスマート農業への期待が高まっている。クボタは長年にわたり世界の農業従事者に寄り添って製品・サービスを供給し続けており、トプコンは自動化技術とDXソリューションで「農業の工場化」を推進している。両社はそれぞれの知見を持ちより、各種センサーを活用した農作業データの収集や管理、ビッグデータの活用、また自動化による生産性向上へのソリューションなど、幅広い分野でスマート農業の研究開発を共同で進めていくとしている。

keyboard_arrow_left トップへ戻る