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森永乳業が使用済みプラスチックの再資源化事業への取組みに力

2021年7月8日

 森永乳業㈱(大貫陽一代表取締役社長)は、共同出資会社「㈱アールプラスジャパン」に資本参加し、使用済みプラスチックの再資源化事業に取組む。アールプラスジャパンは、プラスチック課題解決に貢献すべく、12社合同で使用済みプラスチックの再資源化事業に取り組む共同出資会社(2020年6月事業開始)。

 森永乳業は、独自の容器包装の設計ガイドライン「エコパッケージガイド」を制定、商品の企画・開発段階から3R(リデュース・リユース・リサイクル)、環境や安全性、使いやすさに配慮した容器包装の開発・改良に取組んでいる。2018年度から「プラスチック対策分科会」を発足、プラスチック容器の使用量削減やバイオマスプラスチックの採用などの検討を進めている。同社グループは、容器包装リサイクル法対象プラスチック容器包装の重量をグループ全体で21年度までに13年度比10%削減することを目標に定め、19年度には既に13年度比15・9%の削減を達成している。

 同社では「今後アールプラスジャパンの取組みを通して、プラスチック容器包装の使用量削減だけでなく、使用済みプラスチックの再資源化事業にも取組んでいく」とコメントしている。

※詳報は日刊アグリ・リサーチに掲載いたしております。

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