北海道内5つの農業共済組合は令和4年4月1日に合併し、新組合として設立する。
5月28日に開催された各組合の総代会で承認されたもの。合併する農業共済組合は、みなみ北海道(本所所在地=苫小牧市)、北海道中央(深川市)、十勝(帯広市)、北海道ひがし(中標津町)、オホーツク(北見市)で、新組合の名称は「北海道農業共済組合」(呼称=NOSAI北海道)。この合併で道内一組合化が完成し、新組合の組合員数は約2万9千人、役員37名、職員1500人ほどで、本所は札幌市に設置する。
農業共済組合は平成22年に農水省が示した1県1組合化の指導方針に基づき、業務効率化や運営基盤の強化を目的に組織再編を進め、現在45都府県が1県1組合になっている。道内では、段階的に近隣管内の合併を進め、平成29年に現在の5組合となった。