既報、JA全農は3日、第54回全農乾椎茸品評会(第60回農林水産祭参加)の審査会を開催し、19県から611点の出品があった中から農林水産大臣賞、林野庁長官賞、全農会長賞、日本きのこセンター理事長賞などと特別賞(全農理事賞)を選賞、団体優勝は全農岩手県本部、準優勝は全農愛媛県本部が受賞した。
11日、第54回全農乾椎茸品評会特別入札会が行われた。入札本数は866箱で、平均単価は4831円/㎏(税込、入札会平均)、キログラム1万円以上の落札は19箱だった。最高値は、中葉厚肉で農林水産大臣賞を受賞した芳賀隆・幸子氏の出品物でキログラム当たり2万円だった。
全農は品評会と入札結果について、「変動する気象状況に対応し生産された選りすぐりの出品物は、厚肉品・花どんこ・上どんこを中心に上物への引き合いが強い入札会となった」「入札会には22社の商社が参加し、品評会入札でなければ仕入れることができない上位入賞品を中心に高値で取引された」と話している。
※詳報は日刊アグリ・リサーチに掲載しています。