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昨年度延期のセミナー・展示会開催、講座の在り方検討=施設園芸協会

2021年6月10日

 日本施設園芸協会(鈴木秀典会長)は4日、定時会員総会を都内で開催し、令和3年度事業計画・予算案等を決定した。

 事業では、昨年度に新型コロナウイルス感染症の影響で延期した2つの催し、①第42回施設園芸総合セミナー(6月10~25日、WEB視聴方式)、②施設園芸・植物工場展GPEC(7月14~16日、愛知県国際展示場)を開催する。また第43回施設園芸総合セミナー・機器資材展を令和4年2月に東京で開催する。技術講座は、基礎的な施設園芸技術の取得を目的にした初級講座はWEBを活用して実施。施設園芸技術指導士・同指導士補の資格試験は実施せず、講座の在り方について農業者・営農指導関係者の研修手段として活用できるよう講座の種類やオンライン化、カリキュラム等を検討し、次年度以降に反映させる。日本型大型(1ha)モデルハウス実証・支援事業は、実証協力生産者の募集、GPECの主催者展示等を利用したPRを行い、同ハウスの「標準的な設計仕様書(暫定版)」を作成する。農水省補助事業では、データを活用した施設園芸推進の一環として、スマートグリーンハウスへの転換推進や農林水産データ管理・活用基盤強化事業の実施主体として事業を実施。令和4年事業年度まで実施される施設園芸等燃油価格高騰対策の事業主体として、施設園芸と茶加工用セーフティーネット構築の支援を行う。

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