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自民農民の健康を創る会が総会、全厚連が支援交付金の適正配分等要望

2021年3月24日

 自民党農民の健康を創る会(宮腰光寛会長)はこのほど、党本部で総会を開催した。JAグループから、新型コロナウイルス感染症に関する要望等が行われたほか、厚労・総務・農水の3省から対応状況の説明等を聴取した。JA全厚連から山野徹経営管理委員会会長、中村純誠代表理事理事長、JA全中から肱岡弘典常務理事が出席した。

 JA全厚連の要望は、緊急包括支援交付金の適正な配分、診療報酬の底上げ・特例措置の継続のほか、医療施設の職員や新規入院患者全員を対象としたPCR検査等にかかる費用の支援などを盛り込んだ内容。

 宮腰会長は冒頭「緊急包括支援交付金などの経営支援により、厚生連や日赤・済生会などの公的病院の債務状況が大きく改善している。関係省庁の皆様に深く感謝を申し上げたい」と挨拶。JA全厚連の山野会長は「賞与を削減した厚生連もあるが、令和2年度においては累次の補正予算措置や予備費の支出と医療機関への支援を拡充していただき、JA厚生連事業の事業継続および地域医療提供体制の維持の見通しが立った。心から感謝申し上げる」と述べた。中村理事長は新型コロナウイルス感染症にかかる厚生連の対応状況について説明。厚生連病院の新型コロナウイルス感染症の受け入れ実績などを報告した。

※詳報は日刊アグリ・リサーチに掲載しております。

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