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秋田県森連と農林中金秋田支店が秋田空港に木製ベンチを寄贈

2021年3月23日

 秋田県森林組合連合会、農林中央金庫秋田支店はこのほど、秋田空港ターミナルビル㈱に、木製ベンチ8脚を寄贈した。

 ベンチは由利本荘市内の秋田杉を用いて本荘由利森林組合が製作したもので、秋田杉の美しい正目を生かしており、木の温もりが際立つ仕上がり。秋田空港国内線ターミナルビル3階送迎デッキに設置されている。秋田空港で行われた寄贈式で、佐藤龍司秋田県森連専務、宮城守秀農林中金秋田支店副支店長から秋田空港ターミナルビルの牧野一彦専務に目録が贈呈された。佐藤専務は「空の玄関口である秋田空港に寄贈することで多くの人に秋田杉の魅力が伝わることを願う」、宮城副支店長は「森林資源の循環利用の大切さを発信する良い機会となった」とそれぞれ話した。目録を受け取った牧野専務は「送迎デッキに訪れる家族連れの利用者や近隣住民の方々に広く利用してもらえる」と感謝の言葉を述べた。

 秋田県の森林組合と農林中金秋田支店は、今後も木育活動や木製品の寄贈などを通じて、県民や地域住民に県産木材への理解やその利用促進を図り、秋田県林業の持続的な発展に貢献していくこととしている。

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