愛知県森林組合連合会と農林中央金庫名古屋支店は19日、愛知県豊橋市に愛知県産材を使用したCLT(直交集成板)スツール&トーチを100個寄贈した。
CLTスツール&トーチは、普段はスツール(腰掛け)として、有事の際は炊き出しや暖をとる燃料として活用できるもの。
寄贈式では、愛知県森連の村松幹彦会長と農林中金名古屋支店の千代康治支店長が、愛知県豊橋市の浅井由崇市長に製品と目録を手渡した。千代支店長は「現在、木材に触れる機会が減少している。本商品をご利用いただき、木のぬくもりを再確認いただくとともに、防災の啓発にもつなげていただきたい」と述べた。
全国の森林組合系統と農林中金は、国産材利用拡大事業として、木製品寄贈や木育活動を進めており、今年で6年目となる。