卓球日本代表で全農所属の石川佳純選手が８日、東京・大手町のＪＡビルを訪問した。
全農によれば、菅野幸雄経営管理委員会会長から、11月より中国で再開される国際大会に出場する石川選手に「体調管理には十分気を付けて頑張ってください。美味しい食材はたっぷり提供します」とエールが送られた。
石川選手は、約８か月ぶりに再開される国際大会に向けて、「大会がなかった期間で充実した準備ができました。最高のプレーができるように頑張ります」と決意を述べたという。
菅野会長から激励の品として、愛媛県産の柑橘を使用した飲むゼリー「愛媛の果実」、愛媛県産みかん・うわの赤箱「美柑王」が贈られたほか、全農直営の焼き肉レストラン「ぴゅあ」のフリーパスポートを贈呈。このパスポートは２０１８年４月の世界卓球ハルムスタッド大会（団体戦）の女子団体戦での銀メダル獲得のお祝いとして贈られたもので、「焼肉レストランぴゅあ」「焼肉本舗ぴゅあ」全店で使用できる、金額・人数制限なしの食べ放題パスポート。東京オリンピック・パラリンピック後の今年８月末が使用期限だったが、同大会が一年延期されたため、期限を２０２１年８月末に更新。石川選手は笑顔で受け取り、「焼肉は大好きで、たくさん利用させていただいています。ありがとうございます」とコメントしたという。
全農は「アスリートの活躍を『ニッポンの食』で支える。」をスローガンに、日本代表選手が国外でも普段通りのパフォーマンスを発揮できるよう、「ニッポンの食」を通じてサポートしている。今回も11月から再開される国際大会に出場する日本代表選手に、お湯または水を加えるだけで炊き立てのご飯が味わえるマジックライスや梅干し、味噌汁などの「ニッポンの食」を提供する。
今回のサポートについて石川選手は「いつもサポートいただいて助かっています。海外のどこにいてもやはり日本のごはんが一番美味しいと思います。しっかり食べて頑張ります」と話したという。
全農では「これからも石川佳純選手をはじめとする海外で活躍するアスリートの皆さんを『ニッポンの食』を通じて応援する」としている。
〔写真＝全農提供〕
