栃木・JAしもつけ管内の3つのトマト生産組織が統合、15日「JAしもつけトマト部会」として発足した。同JA管内には「栃木」「壬生」「岩舟」のトマト生産組織があり、同JA発足以来長きにわたり合併に向けた議論が進められてきたもの。今回、組織が統合して、総勢61人の生産者を擁する組織として再編、さらなる品質の高位平準化と安定した収量を確保することで安定出荷による有利販売につなげる。
同JA管内は、施設園芸としてのトマト栽培が盛んな地域。令和2年度(令和3年産)作付予定面積は27・2ha、元年度(2年産)管内平均反収は19・4tで、栽培面積・出荷量・販売金額ともに冬春トマトでは県内1位となっている。