農林中央金庫は、早川町森林組合と連携し、山梨県産材を利用した積木・本棚・置台・展示机・掲示ボード・下駄箱を早川町内の小中学校・保育所に寄贈した。
7月31日、寄贈式が早川町役場で行われ、同町の辻一幸町長、佐野正昭教育長、早川町森林組合の望月健市代表理事組合長、農林中金関東業務部の竹渕晶代部長が出席した。
竹渕部長は「今回の寄贈をきっかけに、多くの方々に、木の持つぬくもりや心地良さを感じていただくことで、国産材の利用拡大や山梨県内の林業振興の一助となれば幸い」と挨拶、辻町長は「早川町は96%森林の町であり、森林組合は町単体で維持され、40~50年の伝統がある。今後も早川町は、森林を基軸とした町づくりを進めていきたい。寄贈いただいた木製品は、きっと児童に大切に使われ、すくすくと成長していくだろう。今回の寄贈について感謝を申し上げる」と述べた。
木製品は、町立南保育所、町立早川南小学校、町立早川北小学校、町立早川中学校に設置され、町内の子供たちに利用される。
農林中金は、森林組合と連携し、公共施設への木製品寄贈や、子ども達への木育活動など、木のぬくもりや、森林の大切さを伝える取り組みを通じて、国産材利用拡大を目指している。