JXTGホールディングス(杉森務社長)はこのほど、JXTGイノベーションパートナーズ(矢崎靖典社長)を通じ、農作物の自動収穫ロボット開発に取り組むAGRIST(宮崎県児湯郡新富町、齋藤潤一代表)に出資、協業を開始した。
JXTGホールディングスは、昨年度から営農型発電事業を通じた再生可能エネルギーの普及を実施。AGRISTは、農作物収穫ロボットの開発により、農業従事者の高齢化や人手不足に伴う地方の衰退といった問題解決に取り組むスタートアップ企業。
今回の協業において、営農型太陽光発電と自動収穫ロボットの技術を掛け合わせることで、農作業の自動化を実現し、再生可能エネルギーの普及と農業課題解決を両立させるモデルの構築を目指す方針。今後は両社共同で実行計画を策定し、2020年夏を目途に設備の開発・実証を行っていくとしている。