農林中央金庫大阪支店(福田仁支店長)は、CSR事業の一環で、以下の取組みを行った。
農林中央金庫では、農林水産業を基盤とする金融機関として、食・環境・地域社会に深くかかわる農林水産業への貢献を社会的な使命としている。その中でも、国産材の利用促進や、木材の良さを知ってもらう取り組みの一環として、県産材を使った木製品の寄贈を全国的に展開している。
兵庫県庁へ木製案内板を寄贈
24日、兵庫県産材を利用した木製品を兵庫県(井戸敏三知事)に寄贈し、兵庫県庁で贈呈式がとりおこなわれた。寄贈品は兵庫県森林組合連合会が製作した。木製品は、木製案内板1基。前年寄贈された兵庫県庁2号館に続き、今年は1号館の1階ロビーに設置される。
贈呈式で福田支店長は「県庁来訪者に、兵庫県産ヒノキを使った木製案内板を見ていただくことで、木材の良さを再認識いただきたい」とあいさつ。目録を受け取った寺尾農政環境部長は「寄贈いただき大変ありがたい。利用者の皆様に、兵庫県産材の良さを知ってほしい」と謝辞を述べた。
奈良県立野外活動センターへ木製遊具を寄贈
24日、奈良県産材を利用した木製品を奈良県(荒井正吾知事)に寄贈し、寄贈品設置場所である奈良県立野外活動センターで贈呈式がとりおこなわれた。寄贈品は奈良県森林組合連合会が製作した。木製遊具は、木製滑り台1台、木製トンネル1台、木製お山登り1台、木製平均台5台。奈良県立野外活動センターに設置される。同センターは、子供を対象とした自然体験やキャンプ等野外活動の様々なイベントを開催し、多くの家族連れが訪れる。プレイホールへ木製遊具を設置し、来館した子どもが奈良県産材の香りやぬくもりを直に感じることで、感性豊かな心の発達が期待される。
贈呈式で福田支店長は「野外活動センターを利用する子供たちに、奈良県産材の木製品に触れていただくことで、木材の持つぬくもりや良さを身近に感じていただきたい」とあいさつ。目録を受け取った奈良県くらし創造部桝田部長は「寄贈いただき大変ありがたい。利用者の皆様に、奈良県産材の良さを知ってほしい」と謝辞を述べた。