農林中央金庫と岡山県森林組合連合会は10日、岡山県青少年教育センター閑谷学校に県産桧を使用したベンチ4基を寄贈した。
寄贈式には、(公財)特別史跡旧閑谷学校顕彰保存会の國友道一理事長、岡山県森林組合連合会の吉岡哲哉代表理事専務、農林中央金庫中国営業部の徳永耕治中国営業第一部長らが出席した。
農林中金は、国産材の利用拡大を目指した木製品寄贈事業や木育事業に例年取り組んでおり、今回の寄贈は岡山県内で5か所目の寄贈となった。特別史跡の旧閑谷学校に隣接する研修施設として、幅広い世代が利用する同センター利用者に木の温かみを感じるきっかけを提供することを企図し、今回の寄贈を行うこととなったもの。
なお、この寄贈・木育事業は来年度も継続していく方針であり、新型コロナウイルス感染症の発生に伴い中止となった木工教室については来年度の開催を検討している。
木製ベンチ等の寄贈は、2015年度から実施しており、今年度で5年目(15年度=笠岡ベイファーム、16年度=後楽園、17年度=県立図書館、18年度=岡山空港)。