秋田中央森林組合(鎌田悦朗組合長)、農林中央金庫秋田支店(木村直人支店長)は4日、JR東日本秋田駅(佐藤光駅長)に対し、秋田杉を用いて製作した木製ベンチ3脚を寄贈した
JR秋田駅で行われた寄贈式では、鎌田組合長、木村支店長から佐藤駅長に目録が贈呈された。鎌田組合長は「秋田杉を知っていただく機会をいただけてありがたく思う」、木村支店長は「県外から秋田に来られた方に秋田杉の魅力を知ってもらえることを願う」とそれぞれ話した。佐藤駅長は「駅構内の木質化に取り組む中で、秋田杉を使ったベンチの寄贈に大変感謝している」と感謝の言葉を述べた。
寄贈された木製ベンチは、長さ165cm、幅45cm、高さ42cm。秋田杉の美しい正目を生かしており、木の温もりが際立つ仕上がりとなった。秋田県の森林組合と農林中金秋田支店は、今後も木育活動や木製品の寄贈などを通じて、県民や地域住民に県産木材への理解やその利用促進を図っていき、秋田県林業の持続的な発展に貢献していくこととしている。