JA全厚連(雨宮勇経営管理委員会会長)は5日、東京・大手町のJAビルで臨時総会を開き、令和2年度事業計画など5議案が原案通り承認された。総会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、書面による議決権行使を会員に要請し、実出席者を最小限にとどめて開催された。
中村純誠代表理事理事長が議案を説明。2年度事業計画では、「健全経営支援」「制度対応支援」「制度改正要望」「厚生連職員の教育研修」を柱に事業を進めていく。特に元年12月の「JA厚生事業にかかる機能強化と組織のあり方にかかる厚生事業審議会答申」を踏まえ、新たに追加する収支改善にかかるスキームの運用開始、及びそれを実行するために必要な執行体制の見直しに取り組む。