パナソニック産機システムズ㈱は、食品流通小売事業者と外食事業者向けに、HACCP支援サービス「エスクーボフーズ(S-cubo Fs)」の提供を今年6月1日から開始する。
エスクーボフーズは、HACCPに沿った衛生管理などに求められる文書・帳票の作成やその運用実績の記録を支援するクラウドサービス。従業員の健康状況や施設の衛生状況の記録だけでなく、設備機器と連携して温度データの自動収集や調理時の芯温データ収集などHACCP対応に必要なデータをクラウドに収集し、施設管理者や品質管理責任者がインターネットを活用して一元管理できる。従来は紙帳票で記録していた作業を、タブレット端末を用いることで省力化するとともに、管理者はインターネットを用いて各事業所で記録されたデータを確認することで、HACCP運用管理で必要な承認や検証作業が可能となる。