農薬大手のエフエムシー・ケミカルズ㈱(平井康弘社長)はこのほど、日本で新たにプラントヘルス事業を立ち上げるとともに、今春から新製品を供給すると発表した。
同社は、プラントヘルス事業として高付加価値肥料資材、微生物資材、種子処理の分野に投資を強化している。日本でも異常気象や栽培環境の変動に対応しながら高い安全性や持続可能性、高品質な農作物への需要が高まっていることから、グローバルに事業を展開する同社の強みと経験を活かして同分野に参入し、国内の多様化する生産者のニーズや要請に迅速に応えていくとしている。
新製品は今春から卸店への直接販売の流通形態で、カネコ種苗㈱、グリーンテック㈱、㈱コハタ、東海物産㈱とすでに売買契約を締結。パートナーとして今後、プラントヘルス事業の取り組みを積極的に進めていくとしている。